「納税通信」6月24日(3577)号に、“そうだ税理士に聞いてみよう!”連載第89回目を寄稿させていただきました。
テーマは “「ココイチ創業者の申告漏れ」減価償却の否認とみなし贈与のダブルパンチ”です。
カレーハウスCoCo壱番屋の創業者である宗次徳二氏の税務調査のニュースに、驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
報道によれば、資産管理会社の申告漏れの金額が20億円で追徴課税は約5億円、資産管理会社の株主7人に対する贈与税の申告漏れ7億円で追徴税額は約4億円ということでした。
社会貢献活動にも積極的で、クリーンに納税する方という印象だった宗次氏ですが、なぜこれほどまでの巨額な申告漏れを指摘されることになったのでしょうか。
会社と株主の申告漏れに大きな影響を及ぼしているのが「ストラディバリウス」。今回の記事では、それらの繋がりを明らかにし、最後は他人事ではない「みなし贈与」について解説もしております。
同族会社の株式を親族に持たせているような経営者の方には、是非ご一読いただきたい内容です。